1984年、ある企業の電気課に所属していたエンジニアチームが独立し、電子機器の自動制御を生業とするコスモ・エンジニアリングを創業しました。
当時の社長は、独立前に電気課長を務めていた佐藤芳正（現社長の父）。

創業当時より、東北・関東方面を中心とした大手メーカーをクライアントとし、規模を問わず、機械の自動制御を手がけました。

「仕事は選ばず何でもやる」「いただいた仕事は断らない」というスタンスを貫いた結果、それまで生業としていた電気関連の自動制御だけでなく、機械関連の設計・開発も手がけるように。決して順風満帆とは言えない道のりでしたが、創業から時が経つにつれ、徐々に「電気・機械」の双方を手がける開発メーカーへと成長したのです。

クライアントは、自動車業界を中心に、医療業界、印刷業界、半導体関連業界など、多種多様。通常は何らかの業界に特化する企業が多いなか、コスモ・エンジニアリングはさまざまな業界を相手に幅の広い案件を受注していました。

「かっこいい製品を、細部まで徹底してつくりだす」というエンジニアたちの熱意が生んだ製品はコスモ・エンジニアリングの顔となり、その評判は伝聞で広まっていきました。

その後、特殊計量器を手がけるエンジニアチームを引き入れ、計量器も取り扱うようになると、さらに総合力の高い組織へと進化。
工場内の設備を総合的に取り扱える企業として、今日まで操業してまいりました。